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KeN's GNU/Linux Diary
... 料理とDebianと雑多な記録


2016年08月10日

_ [travel] ロシア旅行(3)

(2)より。


スーパーで買っておいたドーナツ(……のつもりが、カスタードが詰まっててシュークリームだった)と、パン屋のキャベツピロシキで朝ご飯。

チェックアウトしてレニングラード駅に向かう。


サプサン号乗車。って、余裕で乗っているはずが大慌て・汗だくでギリギリ乗車になった。

地下鉄でコムソモーリスカヤ、そこからレニングラード駅。なのだが、ちょっとイライラすることがあった上に、表示に従って地上に上がったところでレニングラード駅がどこか、案内が急になくなってよくわからない。 駅前の電光表示にはサプサンは見当たらない。

そもそもこのあたりは3つの巨大な地上駅が隣接していて、渋谷と品川と池袋が互いの連携なくご近所に集まっているようなもの。スマフォで位置を確認できればいいのだが、カートで手がふさがっているし、自分のNexus 5のコンパスは不良で正しい方向がすぐには判断できない。 すっかり迷ってしまい、人に聞いて、なんとか駅へ。

駅に入ると荷物検査が2回もあり、ようやくホームに着いたときには発車7分前。 美人乗務員さんには時間がないからと後ろの車両からあわただしく乗らされ、狭い通路を通って目的の号車にたどり着くころには疲労困憊、汗だくでへとへとになってしまっていた。


サンクトペテルブルクへ200km/hオーバーで快走。ドイツのシーメンスの車体。途中、湖の水面すれすれを線路だけの橋で渡ったりもする。貨物列車(しかもくたびれてる)をたくさん見かけるのもロシアらしい。

サプサンのチケットは日本から代理店「ヨーロッパ鉄道チケットセンター」で手配していた。ロシアのサイトでも購入はできるのだけど、サプサンは座席によっては進行方向逆向きに座る形になるので、少々の上乗せくらいなら代理店にお願いしたほうがよいかなという判断(前にも使ったことがあるけど、この代理店は良心的だと思う)。


サンクトペテルブルクに近づくにつれ、雨の雰囲気。 自分は疲労したところに汗が冷えて、喉が痛い……完全に風邪っぽい。

駅からは地下鉄で移動。ここもやはり深く、地下宮殿の雰囲気。 でも英語併記もあるのが、モスクワと違って観光都市だね。


宿のアルカディアホテル。素朴だけど、スタッフはいいかんじ。

ここはレジストレーションに時間がかかるので、部屋でハチミツをなめながら紅茶で一服。外は雨が激しくなっていた。

中心から少し離れているのと、周囲を壁のような建物に囲まれており、静か。ただやっぱり壁は薄め。滞在して徒歩でいろいろ観光スポットや食事処に移動した感想としては、立地が不便すぎるなぁ。


雨が止んだのでお昼探し。ネフスキー大通りという中心道路沿いを歩く。 いまいちピンと来るところがなく、ブリヌイ屋に入ってボルシチと、鶏肉のブリヌイ。わりとおいしかったような。


風邪の具合が思わしくないので、買い物に行くパートナーと別行動にして宿に戻ることに。聖ペトロ教会やカザン大聖堂(確かにバチカンっぽい)を眺める。


近くの小さなスーパーでオレンジジュース風のビタミンC飲料と、甘い卵パンみたいなものを購入。だらだらと休息。


夕食探し。ちょっと良いところだと予約をしないと入れないようだ。 結局、さほど食欲もないし、テレモックというチェーンのブリヌイ屋へ。 鮭のブリヌイ、ベーコンポテトのブリヌイ、フィッシュスープ。スープは鮭が入っていて、お味噌汁っぽい。


翌朝。喉と耳がズキズキ痛いのが不快だが、風邪薬でひとまずしのぐ。

ここのホテルはバイキング形式の朝食つき。ハム系もおいしいが、ニシンの酢漬けやサーモンの塩漬けがとても素晴しく、おかわりに行ってしまうくらい。卵料理リクエストでのベーコンと卵のスクランブルは、ベーコンがたっぷり。ワインもあったけどまだ本調子ではないので自重しておく。


この日は自転車で回ろうと思い、レンタル自転車屋のあるサドヴァヤ駅へてくてくと。 このあたりはトラムも走る下町っぽい雰囲気で、料理屋も多い。

自転車屋では、パスポートをデポジットとして預ける。料金は1人600ルーブル。

チャリの使い方が難しく、ハンドルにブレーキはなく、ペダルの逆回転でブレーキ。 動き出しや、慌てたときの操作に身体で親しんだものではなく頭で考える必要があるのがちょっと危ない。100ルーブル足してMTBにしたほうがよかったかも。


旧海軍省や、橋の灯台などを抜けていく。サンクトペテルブルクの街は自転車で走りやすいとは言い難い。道路は車でいっぱい、歩道は人でいっぱい。工事で狭い。


壁で囲まれたペトロパヴロフスク要塞。自転車は駐車場の奥のほうに駐輪枠があった。聖堂にはピョートル大帝とかの墓などがある。


中は豪勢。が、この聖堂だけで1人450ルーブルはちょっと高すぎ……。離れたところに砲兵博物館があって気になりはしたが、時間がないのでやめておく。


お昼は、前日夜に入れなかったグルジア料理屋「GEORGIA」。牛骨スープ、ナスとチーズのオーブン焼き、ポークとじゃがいものグリル煮込み。塩はやや強め。ナスがおいしかった。


イサク聖堂。外は精巧な彫刻と重量感のある柱、中は豪華絢爛。ここはとてもよかった。しかも250ルーブル。

ピロシキを買って帰り、疲労回復のために宿で休息。


夜はミハイロフスキー劇場でバレエ『ドンキホーテ』。劇場としてはマリインスキー劇場のほうが圧倒的に有名なのだけれども、日程が合わなかったのと、あのあたりは遅くなると怖い地域ということで、大通りに近いこちらを選択した。チケットは2ヶ月前に予約していたもの。夏はオフシーズンとはいえ、今度は観光客も多いのか各講演のチケットはどんどんなくなっていく印象。

19:30から3時間というのは長いしちょっと飽きる感じがあるけど、文化体験としては面白かった。会場ではドレスアップしたロシア美女も多数拝見させていただいた。


出てきたのは22:30。日は沈んでいるけれども、まだ夕日っぽく明るい。モスクワよりもさらに日が長いことがわかる。自転車屋は24時間オープンのはずだったのだけれども、返しに行ったら閉まっていた。事前にコンタクトしておかないとダメだったか。翌日は雨予報なのでちょっと困った。


買っておいたピロシキで遅い晩ご飯。挽肉とサーモン。いくつもミックスするのではなく、「挽肉!」「サーモン!」という一点豪華主義なのだな。ボリュームがある。

(4)へ続く。