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KeN's GNU/Linux Diary
... 料理とDebianと雑多な記録


2014年05月07日

_ [travel] メキシコ周遊 (4)

(3)より


オアハカ最後の朝食。フルーツポンチ、オレンジジュース、ズッキーニの卵焼き。トルティーヤもおいしい。ここの朝食は本当に素晴しかったなぁ。


タクシーが来るまでの間に、ラソレダー教会を訪問。


タクシー20分ほどでオアハカ空港。MX$180。オンラインチェックインがなぜかうまくできなかったのだけど、カウンターでは(何やら難しい顔をしていたが)無事に発券された。「ヨイタビヲ」と言われてびっくりした。

空港内外はほとんど何もない。今度は定刻に飛んでくれた。やはり小さなEMB-175。


シティに定刻前着陸も、結局ゲート行きバス待ち、荷物待ちと時間はかかる。ソカロまでのタクシーはMX$165。

ホテルはHumpton Inn。部屋はちょっと陰気なところはあるが広く、WiFiも遅いがちゃんと動く。フロントは感じがいい。


地理を掴み、昼食を取るべくソカロへ。が、イベントをやっているらしくテントに包まれて何も見えん。ソカロ南西側のお店は貴金属ばかり。目抜き通りの5 de Mayo通りを歩いてみる。ラテンアメリカタワーが見える。途中に教会。全体にシティの建物は薄汚れている。

結局昼食は、いい匂いのしていた屋台風なところで焼肉タコスを。サボテンと焼肉の素朴なタコス。


ラテンアメリカ最大級の、メトロポリタンカテドラル。人形や飾りモノなどでちょっとゴテゴテしすぎている感はあるが、柱や天井などの基本建築はとても素晴しい。


突然の雷雨。陽が差してもかまわず大雨というのはどういうこっちゃ。

そして買い物スポットがなかなか見つからない。似たようなものが集まっているのはともかく、このブロック10軒くらいどれも貴金属とかこのブロックどれも衣料品とかって使いにくくないんだろうか……。


いったんホテルに戻り、地図と買い物場所、お勧めレストランを聞く。

時刻は夕方になって、ライトアップされた市民ホール、カテドラル。


夕食はあまり選ぶ気力がなく、『地球の歩き方』でも紹介されているファミレス風のPotzollcalli。ステーキ、3種のタコス。野菜少なめ。味はぱっとしない。これでチップ込みMX$263はだいぶ割高。キャッシュが足りなくなってきたので、安全そうなところではやむなくカード払いをしていくことにする。

暗くなると途端に通りから人の気配がなくなってしまって不安。目抜き通りでさえ街灯があまり点いていない(人はけっこういる)ので、急いでホテルに戻る。ラテンアメリカタワーは夜は上部だけが点灯していて物悲しい。


朝。昨晩は隣のクラブで海外DJを呼んでのダンスパーティーが開催されていたようで、大音量と歓声でひどい目にあった。窓側のベッドだったパートナーは眠れず、フロントにクレームして最後は警察を呼んで注意してもらうことになったらしい(それで眠れる程度に静かにはなった模様)。

朝食はホテルで。が、これはおいしくなかった……。時間の経ったコーントルティーヤは本当に不味い。明日のチェックアウト日は早いので朝食を食べられないのだが、これならまったく惜しくないね、というレベル。紅茶・コーヒーを24時間淹れられるのはありがたいけど。


朝一の国立宮殿。無料だけれども荷物チェックは厳しめ。

ディエゴリベラの壁画を堪能する。写真映えするね。


併設のマヤ展。超でかい。広くて疲れた。トイレは出口で出ないとだめ。


宮殿の中庭。朝一に来て正解だったようで、入口や壁画のあたりはかなりの人だかりになっていた。


続いてお隣のテンプレマヨール、かつての神殿跡地へ。とはいえ、宮殿に近い側は出口で、正門はぐるっと回っていかないとだめなのであった。MX$59。そしてここでも荷物検査は厳しく、水等お預け(回収は出口からまたここに来ないといけないのか……)。

なかばガレキ化した跡地。実際には掘ったらこんな風でしたという感じで、ソカロとかカテドラルとかの下にも埋まっているようだ。日射しが強烈で、日陰を探しながら歩く。


展示室に続く。出土品のほか、自然文化人類史センター的な役割もしている。 ここの展示も数層にわたる広大なもので、メキシコ人展示大好き説が補強された。


カテドラルへ。メキシコと法王に関する何かのイベント?があるようで、法王のテレビ放映があったり、やたら人が多かったり。

ソカロのテントはネットワーク系の博覧会らしく、本来はソカロでやっているのであろう民族の踊りや、青空市がカテドラル周辺で代わりに開かれている。


ホテルお勧めの高級レストランのSIRENAS。高かった(MX$403)が、豚挽肉の入った春巻のようなタコス、甘みのあるチリにナッツを詰めたフリットとどちらも非常に美味。値段に比した満足を得られた(前のひどいピザと違って……)。


おみやげ買い物。満室で入れなかったグランホテルを観察。

地図で探すとCommercial Mexicanaはあったが、実際行ってみたら小さくて使えなかった。 近くのアーケードでは屋台街が。


治安上若干の不安があったものの、まだ日は高いしということで荷物を最小限にして、地下鉄でCentro Medicoにある大型ショッピングモール「パルケデルタ」へ。

車内は狭いが背中にカバンを持ってるとかしなければまぁ安全。いつものように物売りはやってくる。 乗り換えがあるが、前回乗り換えたほどは大変ではなかった。 海外の地下鉄の常で、方向を示すのは終点しか書かれていないので、路線番号と両端の名前を知っておくことが重要。

Medico駅からは微妙に遠く、通りに沿って南へ2ブロック。大きな「Liverpool」という建物が見えてくる。

中はイオンモールのように広大。内外のちょうどいい各種贈答品ショップや、大きなスーパーが入っている。お酒の小瓶やお菓子など手頃なおみやげを購入し、夕食用のパンも調達。

ホテルに戻り、オンラインチェックイン、軽くジム(といってもランニングマシン程度で何もなかった……)、印刷(ビジネスセンターで自由にできる)。各MX$5で洗濯と乾燥ができる洗濯機も用意されていた。

AM 3:45のタクシーに備え、パンとロビーで調達したお茶で夕食、荷物をパッキングして、一眠り。幸い今日はダンスパーティーはなし。AM 3:00に起きて支度。SIMの有効期限になってしまったようで、リチャージしないと使えなくなっていた。あと数時間なので放置。


早朝なのでまったく渋滞もなく、4:00には空港着(MX$200)。6:15のフライトのカウンターはまだ開いておらず、長蛇の列。と思ったら一気に開いて列がさばかれていった。チケットを印刷しておいたおかげでショートカットで荷預け。トランジットが得意とされるヒューストン経由なので、Tシールが貼られ、一時ピックアップは不要になった。

早朝だとセキュリティ内も開いているところは少ない(それでも5:00頃にはようやく少しずつ開き始めた)。残りのキャッシュを計算してスタバで軽食(MX$140)。残りMX$2.5になるまで使い切った! すごい。オレンジピールのケーキはなかなか美味しい。


定刻、ヒューストンへ。A320、3-3の席だったけど窓側の席の人が移動したので広々。あまり寝ていなかったので機内ではほとんど寝ていた。

ヒューストンには少し早く到着。こちらヒューストン。空港へのアプローチは広大な森の中につっこむよう。

さっくり入国審査を済ませると荷物ピックアップ。 ここでこのTransitシールが火を吹くぜ!……とはいえ本当にピックアップしなくて大丈夫なのか心配なので出口の大柄黒人係員のほうに向かうと、「オウ、ユーハヴ グリーンカード! イエス!」とやたらテンション高いサムアップを見せて力強くそのままスルーで先に進むよう促される。Tシールの緑と永住権グリーンカードをかけているのね……。

続く大型荷物検査場では「ここでの預けはありませーん」でスルーし、手荷物検査。もう何度もやっていいかげん慣れたよ。

全部スムーズに進んだので、搭乗開始1時間半前にはゲートに着いてしまった。 ゲート前のオイスターバーがおいしそうに思えるが、胃腸がまだ回復していないので我慢……。ここにきてようやく日本人を見かけるようになったり、日本語のアナウンスを聞いたり。

10:30に成田便B777出発。ついにモニタ付きだ! が、シートが壊れていてリクライニングできず。とりあえずがんばって寝てみたが前席にリクライニングされると圧死する。パートナーに替わってもらったがやはり辛く、結局空席のエコノミープラスのほうへパートナーは移動。

昼食のチキンは本当に不味くて1口で食欲が失せた。夕軽食のハムチーズとアイスはわりとよかったけど、朝食のソーセージはやっぱり不味くてこれもスキップ。

映画は『Thor: Dark world』(ロキまだ続くんかよ!)、『The Hobbit: The Desolation of Smaug』(検索したら「タウリエル いらない」と出てきて笑った)、『The Hunger Games: Catching Fire』(RedHat Linuxベースのエンターテイメントシステムの調子が悪く、一度めは序盤15分ほどで再起動。着陸前にタイムスキップしながら20分ほどで観た。原作ほぼ忠実か)。

成田には定刻到着。出発時に預けていた荷物も回収し、買い物をして無事帰宅。 怒涛の洗濯と微妙な時差ボケでしばらく大変だった。


で、後で気付いたんだけど、ヒューストンで荷物スルーだったのはいいんだが、ランダム検査にひっかかってカバンを壊されていた。ちゃんとTSAロックの南京鍵にしておいたのにそれを壊して取っていったのはまだ大目に見るが、なんでファスナーも引き千切っていくんだ……? カバン修理しているところで修理代は2500〜8000円くらいという見通し。うぇぇ。高かったら家財保険使おうかな。

こうしてアメリカの敵が増えるんだろうと思った次第。

メキシコ周遊 (ふりかえり) へ続く。

_ [travel] メキシコ周遊 (ふりかえり)

日誌のまとめ。

  • (1) 出発〜メキシコシティ〜サンミゲル
  • (2) グァナファト
  • (3) オアハカ
  • (4) メキシコシティ〜帰国

振り返ってみる。

  • 安全性確保と警戒に重点を置いていたことと、警察官がたくさんいたこともあり、サンミゲル、グァナファト、オアハカ、シティで危険な目に遭うことはなかった。特に中心部は時間帯とスリにだけ注意すれば大丈夫だろう。9:00-20:00程度の間に活動し、日が沈んだら出歩かないほうがよさそう。
  • 予想外に物価が高かった。外食は「普通のレストラン」でも東京以上に高い。生鮮食品、パン、屋台はそこそこ安いがすごく安価というわけでもない。円安のせいもあるが、インフレが激しく、1年前のガイドと比較してたとえばMX$3→MX$5、MX$51→MX$60といった値上がりになっている。
  • 滞在した中ではグァナファトが良い雰囲気だった。もう少しゆっくり長居してもよかったかも。
  • ゴハンはおいしいところもあれば外れのところも。値段や雰囲気では測れないし、ガイドブックやGoogle Maps、TripAdvisorの口コミはいずれもあまりアテにならなかった。ホテルでお勧めされたところはおおむね良かった。前回のDebconfではどれも微妙な味だったのは外国人向けにスパイスがほとんど入ってなかったせいかも。今回はずっとスパイシーなものばかりだった。ピザやパスタはアメリカナイズされたものばかりなのかなぁ。イタリア人はもっと怒るべき。
  • シティは、ソカロ周りだとメキシコ人ばかりでおみやげ屋は逆に見つけづらかった。外国人が主に滞在するのはコンデサ地区やローマ地区のほうで、そちらにはいろいろあるっぽい。
  • 両替所はあるところにはあるんだが、見つけづらい。ATMはいっぱいあった。両替はパスポートが必要だったり、US$300/日制限があったり、けっこう面倒。スーパーやちょっとしたレストランではクレジットカードが使えるので、安全そうなところではクレジットカードを積極的に使うほうがいいのかも。
  • 1等バスとはいえ、距離が長かったり悪路だったりするとしんどいと思った。シティ-オアハカをバスでと当初考えていたけれども、山道で揺らされたら死ぬ思いをしそう。
  • 地下鉄はさほど悪くはなかったけれども、大荷物を持ってはやはり無理だと思われる。
  • 英語はあまり通じず。片言のスペイン語と筆談、あとは空気読むでー。全般に、ちょっかいはあまり出してこないけど、話せばわりとフレンドリー?
  • サンミゲル、グァナファト、オアハカの寒暖さのギャップは大きい。昼は日射しが強烈で、長袖薄手シャツがちょうどいい。夜はウィンドブレーカ。それに比べるとシティは全体にもわーんとしてた。日中は帽子も薄手では危険で、間にタオルを挟んでいた。
  • あまり使わないと思っていたけれども、SIMは購入しておいて大正解だった。WiFiがまともに使えない宿も多かったし、バスやタクシーを降りてよいかの確認、目的地までのルートチェック、緊急メール、為替計算、スーパーでの商品説明の翻訳等々。町中では普通にiPhone、Android、iPadを開いている人がいて、使っていて危険ということはなし(使いながら歩いてる人はいないけど)。
  • 宿探しのときは、可能ならストリートビュー上で中心街まで歩いてみて距離や勾配を確認しておいたほうがよさそう。あと、クラブが近くにあったら週末に危険の可能性。
  • 米国経由はやはり鬼門。できるだけ寄りつきたくない。SFOとヒューストンはどちらもフレンドリーさは感じたけど、それでもなんでtransitなだけで金払って入国せなならんとか、不愉快な全身検査とか、あげくにカバン破壊とか、不満が大きい(金積めばエクスプレスレーン、もひどいもんだな)。

_ [cooking] うどん


こざっぱりと。