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KeN's GNU/Linux Diary
... 料理とDebianと雑多な記録


2013年12月23日

_ [cooking] エキメキ


夜に向けて、トルコ風パンを焼く。フランスパンと違ってモルトを入れたりする必要がなく(本当にシンプルに砂糖・イースト、薄力強力、塩だけ)、整形や二次発酵もけっこう適当なんだけど、なにやらいい具合に焼けたぞ。 まだ食べてないので、どんな味になることやら。

_ [ahf] AHFormatter実証実験中。前書き

かねがね使ってみたかったアンテナハウスさんのAHFormatter ( http://www.antenna.co.jp/AHF/ ) を弊社に実験的に導入したので、弊社で扱っているような商業出版物やマニュアル制作がこれでどこまで実現できるか(あるいはできないか)の実証実験を進めている。開発の村上さんからはどんどん書いてください、というお言葉を頂いたので、間違ったことを書くかもしれないけれども、いろいろと試行錯誤の過程を今後書いていきたい。

AHFormatter(以降AHF)は大まかに言えば、「意味」に基づくXMLコンテンツに「装飾」としてのスタイルシートを適用し、紙面PDFを生成するページレイアウトソフト(組版ソフト)だ。ページレイアウトにはWordやInDesignのようにWYSIWYGの画面で見ながら見栄えを調整する方法と、TeXやWebページのようにコンピュータが紙面配置を計算する方法に大別されるが、AHFは後者のコンピュータ計算型になる。

かつてのAHFの敷居はスタイルシートにXSL-FO形式を使っているというのが大きかった。XSLはXMLでプログラム的にスタイルを定義するもので、前職の経験などからいくらかの知識はあるものの(実際、今でもオライリージャパンePUB刊行物の一部では利用している)、積極的に近寄りたい代物ではなかった。特に、弊社のように版元さまの見栄え要望に合わせないといけない業務ではちょっとした見栄え変更に大掛かりな改修作業が入るのは避けたいし、XSLは教育コストが高すぎる。AHF V5でスタイルシートの記述形式にCSSがサポートされ、XSLからの解放の光明は見えたものの、当時にデモで拝見した限りではまだ商業刊行書籍のページレイアウトに使うのは相当厳しいように思えた。

これが、最近のV6シリーズでAHF自体のページレイアウトの機能やCSS対応が格段に改良されたことで、弊社で制作協力しているような商業刊行書籍の品質を満たせそうな見通しがついに出てきた感がある。

_ [ahf] セットアップ

AHFは簡易GUIの付いているWindows版を除けばCUIのソフトウェアであり、Windows・Mac OS X・Linuxそれぞれの版が提供されている。

ライセンスには大きくサーバー版、スタンドアロン版の2つがある(あと、開発版)。予想どおり前者のほうはだいぶお高い。今の弊社のePUB制作システムのようにバージョン管理下の原稿のコミットを受けてJenkinsが自動ビルド、成果物をチェック、というフローに乗せようとすると多分サーバー版じゃないとダメだと思われる。

各種の商業紙面の刊行には多数のフォントを提供するモリサワパスポート入りの環境を使わざるを得ないので弊社の本番環境ではWindowsかMac OS Xになるが、実験あるいはフリーあるいは適切な所有ライセンスのフォントを使うならLinuxが使いやすい。

  • 推測: グリフの情報は直接フォントファイルから読んでいるようなので、TeXのような「フリーフォント代替で紙面を完全に作っておいて本番でモリサワフォントにする」は文字組のズレなどの問題が発生すると思われる。

フォントファイルはOTF、TTF、Type1、dfontに対応しているが、Mac DTPで資産となっているリソースフォーク欧文フォントには対応していないことには注意が必要。よって、Windowsに対するMacの優位性はあまりない(シェルの使いやすさとかリモートログインとかを無視するなら)。なお、リソースフォントは普通のDTP作業でもトラブルの温床なので私も止めたいのだが、今のところ紙面デザインシーンにおいて、この使用を控える動きは見られない。次のOS Xから廃止にでもならないかねぇ。DTP業界阿鼻叫喚の地獄絵図になるだろうけど、そのくらいしないといつまでも引きずりそう。

Linux版は32ビット/64ビット個別にrpmで提供されているが、alienコマンドでdebにしてDebianでも利用できる。現時点のバージョンでは、インストールすると/usr/AHFormatterV61_64に展開される。実際利用するのは/usr/AHFormatterV61_64/run.shだけなので、パスを通すかこのファイルを適当なbinにコピーかシンボリックリンクを張るかしておけばよいだろう。

さらに、Debianの場合のフォントパスを検索対象とするため、/usr/AHFormatterV61_64/etc/font-config.xmlに再帰検索付きで/usr/share/fontsパスを追加する。

  ...
  </font-folder>
  <font-folder path="/usr/share/fonts/" recursive="true"/>
</font-config>

これで、CSSのフォント名としてDebian環境にある各種フォントを指定できるようになる。

_ [cooking] イズミールキョフテ、メルジメッキチョルパス


ハンバーグのトマト煮込みのイズミールキョフテ。冷凍していた100%牛肉のハンバーグをキョフテ代わりに使ってみた。予想に違わず肉々しくて美味。

メルジメッキチョルパスはレンズ豆と玉葱と人参のスープ。モロッコのハリラに似ているが、バター・ドライミント・チリパウダーを混ぜ込むことで、一段上の味わいが。

_ [cooking] イマムバユルドゥ


ナスと野菜を炒め、ナスに野菜を詰めてスープ煮にしたもの。優しい味で、パンによくあう。

_ [cooking] バグラワ


ナッツ、パイ、そしてシロップたっぷりという恐しい子。現地ではあまり気にせずウマーと食べていたが、作ってみるとそのヤバさに気付く。

この耐熱容器だと浅すぎて規定の分量が入らず、ちょっと切りにくい形になってしまった。味はだいぶワイルドではあるものの、トルコを十分に思い出させる。 さて、2人でこれ2皿って油が痛む前に食べ切れるだろうか(食べ切っていいんだろうか…)。