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KeN's GNU/Linux Diary
... 料理とDebianと雑多な記録


2013年08月05日

_ [travel] トルコ旅行 #1

早め夏休みとしてトルコに行ってきた。三大料理、イスタンブールのモスク、カッパドキアの奇岩、シワスのまったりを楽しむ10泊+機内2泊。

少し懸念していたイスタンブールの反政府デモも、ほぼ落ち着いていて、特に宿泊した旧市街のほうはまったく平穏無事な感じ。天気や人々にも恵まれて、楽しい旅行だった。


当初のプランではトルコ航空の成田往復だったのだが、これだと出発日はほとんど移動で終わってしまう。トルコ航空のWebサイトや検索サイトでは出てこなかったのだが、実はexpediaで検索すると羽田から夕にANAで関空、そこから深夜関空発でイスタンブール早朝着という素敵で便利なルートが存在する(HIS店頭などでもできるんじゃないかと思われる)。ANAはコードシェアで座席指定は本来できないが、24時間前でANAに電話したら指定できた(しかもマイレージにプレミアボーナスが付いてる!)。

ということで、夕方に羽田に向かう。荷物はANAカウンターからそのままイスタンブールまで運んでくれるらしい。ラウンジで少しまったりした後に関空へ飛び、チェックイン。深夜便ではあるものの、イスタンブールへの機内ですぐに夕食は出るそうなので、関空内の蓬莱で豚まんを食べてしのぐ。安くてうまい。

関空のトルコリラレートはアホみたいに高いので、両替は現地着いてからにしよう。


機体はA330。イスタンブール情勢の影響なのか、穴場なルートすぎるのか、ともかくお客がほとんどいなくてびっくりする。ビジネスはほぼ0? エコノミーの4席をそれぞれ占拠して横になったりもしてみた(後で体痛かったけど…)。

夜、朝の機内食も比較的おいしい。

映画は『ホビット思いがけない冒険』を観た。オッサンだらけすぎる。


AM5:00、イスタンブール着。入国はコンニチワーで終了。ちゃんと見たんか?というくらいあっけない。税関もスルー。カートは1ユーロコインがないとダメみたい。

ひとまず最低限の両替をし、事前調査どおり出発階の売店で、SUICAのような便利な交通カード「イスタンブールカード」をチャージ付きで購入。市内公共交通はどこもこれを前提にしてるので、イスタンブールを自前で滞在観光するなら必須。20TLのチャージ込みで26TL。

SIMカードは到着階のTurkcellで。事前情報と違って、70TLのSIMカードしかなかった……。両替分があっという間に尽きてしまったぞ。アクティブになるまで20分ほど待て、ということで身づくろいや休息などをして待ち、再度行ってみるとあと30分ほどでできるはず、という返事。まぁダメだったら街のほうで聞けばいいかと判断してようやく街に向かうことにする。税関抜けるところまでは早かったのだが、両替・イスタンブールカード・SIMカードでいくつか自分のミスでグズグズしてしまい、結局出たのはAM7:30頃になっていたかな。


空港直結のメトロM1でゼイティンブルヌまで、そこからトラムT1に乗り換えて宿最寄りのギュルハーネまで向かう。イスタンブールカード便利。M1はガラガラだったのだけど、T1はラッシュアワーで激混み…。でもトルコの人たちがギュルハーネ乗り継ぎで「コッチだよ!」と教えてくれたり、トラム内でパートナーを座らせてくれたり、と優しい。そういえばこれまでの海外諸国と違って、車内は携帯で大声でしゃべってるということもなく、皆じっと黙って、携帯をいじる人がちらほら、という感じ。

T1に乗り換えたあたりでSIMは使えるようになっていた。しかし事前チャージとして入っている分が微妙に足りず、1GBプランができない…。とりあえず100MBの無料分が付いているようなので、これを使いながらほかにどういうプランがあるのか後で調べることにする。通信は十分速くて、実用的。ホテルがちょっとややこしそうな場所なので、マップが使えるのはありがたい。


ナビに従ってイスタンブールの宿Hotellinoに着。M1+T1のルートはちょっと時間かかりすぎるので、帰路は空港シャトルバスを使うべき…。

チェックイン時間にはまだ早いけれども、今ちょうど掃除中でしばらくすれば準備できるらしい(おぉ!)。そして朝ゴハン食べてなかったらどう?という素敵なオファー(おぉ!!)。ちょうどお腹も空いてきたところだったので、ありがたく頂いた。ヨーグルトにジャムが美味。パンやミニトマトもおいしい。

食後にホテルのマダムから観光案内や両替の場所などを聞き、準備のできた客室へ。こじんまりで若干コンセントは少ないかな。清潔感はある。うん、悪くはない。周囲が工事中だったり立ち退き中?だったりして、窓からの風景はだいぶ殺風景ではある(新市街からの地下鉄工事。日本の大成建設が協力していて、日本人技師がいっぱい市内を歩いてるらしい)。


ともかく現金がなくてピンチなので、ぷらぷら周囲を見つつ、両替に向かう。スィルケジ駅近くの、香港の重慶マンションみたいな雑居ビル内で両替。レートは空港より1円ほどよかった。


イスタンブールには猫がたくさんいて、野良っぽいんだけど、毛並みは綺麗で手入れされてる。あと、全然鳴かない。


埠頭には名物のサバサンド。昼食に1つ買って食べてみる。一夜干しなどではなく生のサバを炭火焼きしているのか、思ったほどのクセはない。地下道は露店通りになっていてなかなかの賑い。


腹ごしらえしたところで、ジャーミィ(モスク)巡り。最初は「タイルのモスク」ことリュステムパシャジャーミィ。入口がわかりにくい、というように確かにわかりにくかったが、内装は素晴しい。ちょうどお祈りの時間だったので遠巻きに。


続いて「丘の上のモスク」であるスュレイマニエジャーミィ。これが予想以上の坂道でなかなか苦戦した。お祈り時間が終わるまで待ち、見学。でかい……。豪華絢爛。


丘を下り、エジプシャンバザールを少し冷やかして、小腹が空いたのでケバブ屋でデュルムケバブ(日本でもよくある薄い小麦皮で巻いたケバブ)。野菜はあまり入っていなくて、肉の量で値段が違うというシステム。コーラにほっとする。気温は東京と同じくらい、湿気は東京よりだいぶ少なめで、薄い長袖くらいがちょうどいい。日射しがかなり強いね。


今日の最後は「新しいモスク」のイェニジャーミィ。新しいといっても1663年完成だそうですが。要塞じみたその外観にふさわしい重厚な内装。ここもかなり大きかった。

そして外の市場にはなんかグロい水生生命体が売られてる……。

おみやげの相場を調べようとスーパーマーケットに行ったものの、値札のないローカルスーパーで使えず。明日ショッピングセンターに行くことにする。

ホテルに戻り、洗濯をしてお昼寝。


21:00頃に起きて夕食に向かうが、どうも調べてみると普通の飲食店(ロカンタ)は22:00に終わっちゃうらしい。ラマザン期間なのでちょっと長くやってたりしないかなぁ。日が沈むと涼しい。

と思ってイブニ・ケマル通りに並ぶロカンタを目指してみる。ちょっと客引きがしつこくて疲れるが、人がわりと集まっているロカンタに入ってみた。キョフテ(ハンバーグ)、ケバブ、チャイと頼む。座って即ラストオーダー、食べてるそばから閉店準備とちょっと慌しかったが、味はよかった。チャイはちょっと苦すぎ?

22:00頃でも通りは賑やか。みやげ物屋も開いてる。ムール貝はこの後も見かけたのだが、旅行中に当たると困るので手を出せず。


翌朝。0:30に寝たのに、時差のせいか4:30に目が覚めてしまった(二度寝したけど)。消化がよくなるようヨーグルトとシリアルを中心にした朝食にし、出かける準備。ホテルの真横で早朝から深夜まで工事をしているわりには、防音がしっかりしているのか部屋には音は入らない。窓を開けたほうが涼しくて気持ちがよいのだが、そうすると今度はうるさいというジレンマ。


今日はおみやげの目星をつけるためにショッピングセンター巡りをする。T1でガラタ橋を渡って新市街のカバタシュまで行った後、フニキュレルというチューブ列車で山を登り、タクシム広場へ。あの話題になったタクシム広場ですよ。若干緊張しながら下車、エスカレータを昇る。


ホテルのマダムや直前の旅行者情報のとおり、タクシム広場および騒動の中心だったゲジ公園は平日の朝はまったく平穏そのもの。公園の一角で衝突の儀牲になった人たちを追悼していたのが平常とは違う、というくらい。平穏に解決するといいですけどねぇ……。


メトロM2でシシリという駅に行き、Cevahirという、映画館も備えた巨大ショッピングセンターへ。この中のMM Migrosというスーパーを目指す。惣菜、オリーブ、チーズ、お菓子など錚々たる感じだが、日用品なので、おみやげにこれが素晴しい!というものはない感じ。ダイエーとかイオンに近い?

そしていろいろな不幸が重なって、ここでお気に入りの帽子を落としてしまった……。


デパートでお昼というのも味気ないので、タクシム広場に戻り、イスティクラール通りで昼食とおみやげ、そして帽子(今後カッパドキアに行くし、帽子ないと危険)探し。カフェのプリフィクスランチは野菜多めで、肉続きだったお腹に優しい。

しかしラマザン期間だと地元の人々が昼食を取る割合が減るので、「ここのゴハンどころは流行ってる」というヒントが得られないのはなかなか厳しい。「観光客で流行ってる」は微妙だし。「ラマザンタイムは閉店」という張り紙をしたお店もけっこうあった。


とあるサイトで「KOSKAというところがいいよ!」と書いてあって行ってみたら、スーパーではなくてお菓子屋だった。グリコショップみたいな感じ? ここであらかたみやげ物を揃えた。


帽子もまぁまぁなのを買えて、新市街のガラタ塔を見てみるかーということで見たのはよいものの、その後さらに下ったのが運のつき、そこからは延々と急な坂を下ってカラキョイ駅まで行くことに…。楽器屋がたくさんあったけど、重い楽器買っちゃったらどうするんですかね。ガラタ塔を見たあとは少し登ってテュネル駅に戻ったほうがいいよ。

だいぶ疲労困憊でホテルに戻り。誤って携帯のGoogle Mapsを更新してしまい、マイマップが使えなくなって悶絶する。これは最悪のアップデートだ……。


夜はホジャパシャ文化センターでセマー(メヴレヴィー教団の旋踊)観賞。ハンマームを改装した立派な建物。だいぶ前に予約しておいたので、最前列で観賞できた。ストーリーはあるけれども基本くるくる回るだけではあるので、パートナーは途中おねむだった模様。ともあれ、楽しめた(拍手しようとして怒られてる人もいた)。


夕食はロカンタ通りを通ってみたものの、考えてたピデ屋は満席とのことで、スィルケジ駅近くの流行ってるロカンタFasuli Lonkantaliに入る(タイミングがよかったようで、この後続々と人が入ってあっという間に満席)。米のドルマ、イスカンダルケバブ(牛薄切り肉のトマト煮・ヨーグルトソース)、レンズ豆のスープ。どれも素直な味でたいへん美味しくいただけた。

宿に戻り、Google Mapsを前バージョンに戻せないか四苦八苦。前バージョンのapkは出所の信頼性がどうにもわからないのだがともかく入手できたので、インストールしようとする…が端末上では前のをアンインストールしてもインストールできない。adb経由じゃないとダメっぽいので、結局Mac AirのVirtualboxに入っているWindowsにADTをインストール→ADT起動しない→Javaが入ってなかったのでJava SDKインストール→ADTでドライバインストール→adb devicesやっとキタ!→adb installでようやくMapsを元に戻せた。怖かったよぉ(泣)。しかし出所が怪しいapkは嫌なので、もうちっと信頼性のある入手先はないものか。

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